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2007.9開設

寮生活、ルームシェア


海外留学の醍醐味、私にとって、現地人と一緒に生活をすることだと考えています。
標記タイトルの、寮生活、ルームシェアではいろいろなことを学びました。

勉強をすることも含め、現地での生活を経て、異文化体験をすることにより、
人間としての国際感覚を養うことができた、と実感しています。(...てのは建前で、「協調(ハーモニーですわ)」と言うのが本音ネ)

異文化体験のなかで、現地人と同じ生活環境に身を置いて、感じたこと。人は、ひとりでは生きてゆけません。

特定のコミュニティの中で、いかに自分が、他人と協調できるか...
これは、留学に限らず、会社や、家族においても同じことだと考えています。
まぁ、要するに、その場、その場の環境・規律に合わせて、他人との協調が大切であることを実感しました。


で。以下が、標記の留学中の寮生活、ルームシェアの一例となる訳です。はい。



留学初期の頃の、田舎町の学生寮で過ごしたことは、別でもお伝えしている通りです。
以下、寮生活思い出の画像とともに、ダラダラとコメントをつけてみます。


Ambler Dorm: アンビュラー学生寮

アンビュラー 大学寮 By 留学備忘録 アメリカ入国は、片道十数時間、時差ボケでの上陸でした。
航路は、成田空港 ⇒ オレゴン州アトランタ空港(中継) ⇒ フィラデルフィア空港。

左記は、学生寮。当然、初めての寮生活。集団生活のはじまり...

学生寮到着時は、眠くて、まぶたが非常に重かったことを覚えています。空港から、タクシーで50分程乗り継ぎ、着いた場所。そして、これから始まる留学生活に、心躍らせていたことを鮮明に思い出します。

大学寮にて。ルーム・アシスタントとの思い出の記念撮影 By 留学備忘録
                 
RAとわいわいがやがや。ココは寮の入り口(室内側)。
彼らは、ルーム・アシスタント(RA)と呼ばれ、学生であり、週給の雇われ仕事のようでした。棟別に、私のような入居者のお世話をしてくれるのだ。

この寮に出入りするには、ココしかない。しかも、さらにもう1人、ゲートにセキュリティがいて、寮に出入りするたびに、学生証を提示しなければならない。外部の人間を寮内に入れないための寮の規則。当然、親類であっても、許可申請証がなければ、入れません。厳し〜

画面右側には、ソファーが並んでいて、各棟の合流地点となってます。ココでテレビ休憩したり、他の入居者達と雑談したり、勉強したり、ちょめちょめしたり...度を越すと、退寮勧告されます。はい(笑) 友達を作くりやすい環境なのです。寮生活って。

大学寮での初雪 By 留学備忘録 外は雪。ココも、寮入り口(室外側)。たまたま積雪のあった冬の某日。
飯時や、授業の往来などでも、都度学生証の提示をした訳です。顔パスを、何度かトライしましたが、セキュリティも都度代わるので、成功率は30%程度だったかな...(笑)


Dormについて、もう少し..

ま、学生寮にも、いろいろと大学側の「住み分け」区分なんかもあるようでして、
大きく分けて、@都心地区とA田舎地区と、Bその中間地区と、3パターンあったようです。

もっと細かく言うと、(別ページ、SEPTAも参照下さい)
@都心地区は、花形メインキャンパス付近の寮。入居倍率も高く、主に3年生以上の生徒が優先的に割り振りされていたような印象があります。
A田舎地区は、郊外キャンパス敷地内の寮。フレッシュマン(1年生)及び、留学生達の受け皿というような印象でした。
Bその中間地区については、何やら?別格のようで、学生の専攻に応じた、専用の寮であったような気がします。(特に、Art系...)


で。私的には、大金支払ってるのだから、「花形のメインキャンパス付近の大学寮だろ?」みたいに、ふて腐れちゃったりもして...(笑)
Aの田舎寮に割り当てられたのは、当時不本意だと考えていました。
しかし、今思い返してみると、それは、それで良かったのかもしれません。勉強に専念出来たし...(少々、こじつけ気味)
田舎ならではの?キャンパスメイトもできたし...(皮肉っぽい?)


しばらくすると、この寮を去るのですが。半年くらいは入居してただろうか...
「郷に入っては、郷に従う」ではありませんが、「ま、ここでもいいかな....」と思い始めた頃、ルームシェアの話が舞い込んで来たのであります。

で....そぅ!シェアルーム物件探しに本腰を入れていく訳でありまする。
気の合いそうな人を見つけて、「寮の規則などに囚われない、夢のような生活」を求めた訳です。


■ルームメイト、シェアルームについて...

私の、最初のルームメイトは、S君。メインキャンパスの授業で、知り合った二十歳の男の子でした。
日系の現地人で、少々、金銭的には裕福なお家柄のようでして、バイトは絶対にしない!と言うか、家族が、バイトをさせないような、お家柄でした。
学業とバイトの両立は悪!学校の授業の成績に影響する!とのこと.... 
いつも、S君は、母親のその教えを口にしていました。mama-boy だった訳です。

ま、家庭環境的に言うと、私と、正反対な方でした。(今、思うと、そりゃ、先の見当がつきますわな...結果、次のルーミーを探すことになるのですが)


人それぞれ、ルームシェアについては、賛否両論、留学滞在中は、都度情報更新いろいろな情報が交錯してます。
例えば、新規ルームシェア物件探しとなると、最初からルームメイト(頭数分)の家賃料を前提に、不動産屋と賃貸契約を結ぶわけですが...
賃貸契約前・後で、ルーミーのトンズラのリスクや、パワーバランス(主従関係:家主のような主導権者)の整合が取りにくかったりします。実際、周りのルームシェア状況を、噂で把握する限りでは、そんなことばかりでした。

「ルームシェア」って言うと、横文字で聞こえは良いかもしれませんが、日本語で言うところの「共同生活」ですからね。
他人との「ウマ」が合わないことには、お話にならないのかもしれません。
それは、社会に出ても同様でありまして、先輩がいたり、上司がいる訳です。
ましてや、同級生であっても、個々の微妙なバックグラウンドをパワーバランスの整合ツールとなるのであります。

そう。世の中は「差別」だらけなのです。しかしながら、「差別」という表現はあまりスマートではないようなので、「区別」と理解すれば良いかもしれません。この差別(あ、区別)だらけの環境で、生活しなければならない場合、あなたならどうします?去ることもひとつの手段。

そこに、残らなければならないのなら、
「ハーモニー」ですわ。はい。

私の場合、金銭的に余裕もなかったし、何よりもトラブル対処に費やす、時間的コスト・手間は省きたかったので、
新規でルームシェア物件を探すのではなく、例えて言うなら、日本で言うところの住み込みで労働に従事するような感覚の、
「仮住まい付の求人探し」をしました。


金銭的余裕がなかった......(笑) 貧乏パワーと超越した精神力で、留学中の自分の寝床くらい確保したる!
先ず、やってみる!やってダメなら、次、考えよ。みたいなノリでした...





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