ホーム 留学備忘録:フリーターからアメリカ大学卒業まで
2007.9開設

陽気な大家さん


大学留学をするには、先ず留学生の「住まい」がなければなりません。コレ、絶対条件です。
私の場合、「住まい」に加えて、「仕事」も必要でした。私費留学生のため、少しでも収入があれば助かりますからね...

ここでは、アメリカ留学中、一番お世話になった大家さん。その出会いの経緯をダラダラ紹介致します。


■仮住まい付きの求人探し..

さて、
私のアメリカでの求人活動は、インターネットでした。(金なし、コネなし、暇なし、あ?暇は多少あったか...)
学生寮にいる間は、消灯の時間までコンピューター室にいて、求人活動したなぁ...

で。当時まだ駆け出しだった、mixiのさまざまなコミュ二ティを、端(恥?)からチェックしていきました。しかも、仮住まいの求人探し目的で...(笑)
なぜに?アメリカで?mixi?と思われそうですが....特に理由はありませんでしたが。いろんな意味で利用しやすかったのです。
ま、mixiを利用した留学中のサバイバル・エベントについては、別項目でも、紹介していきたいと思います。

しっかし、仮住まいの求人活動とは...(汗)
ホント、したたかと言うか、ズル賢いというか、人間追い込まれると、いろいろアイデアが浮かぶモノです。(実用かどうかは別として)



そしたら、たまたま、↓こんな日本人を見つけた訳です。
@マイミクのマイミクのマイミク?くらいで...(100パー他人じゃん...)
A偶然、私と留学時期を同じにして、フィラデルフィア滞在中、場所もクラスをとっていたキャンパスより、そう遠くもなく...(嬉)
Bしかも、ホテル住まいではなく、フィラデルフィア在住の現地人の家に、間借り(ルームシェア)している様子でした。

で。「ぴーん」ときた訳です。



@の理由は、後付けで、どーにでもなる!AとBが重要項目。
全く知らない人へ、面談のアプローチしてしまう。この原動力こそ、ハングリーな人間のなせる業!
何とか、その日本人を通して、そこの大家さんとのコンタクトまでこぎつけたのでした。あとは、自分の売り込み...

きけば、大家さん。たまたま、アルバイト求人中とのこと。もー!コレは外せませんでしたわ(汗)
で。やっと、標記の「陽気な大家さん」のお話となる訳であります。はい。


この大家さん、ひとことで言うなら、「スケベなデブ」デス....(笑)
そして、陽気であり、ズボラ...

なんか、悪口ばかりの印象を与えてしまいそうですが、
実は面倒見が良く、結構、留学生に親身になって相談にのってくれる、イイ人です。

大家さん、普段は電気配線の工事屋さん(らしい?)。で。たまに、解体業やら、リフォームの請負業。要は、「何でも屋さん」(のようで...)
私が、2番手か、3番手のアルバイト従業員だったらしく。日本人アシスタントを雇ったのは初めての様子でした。私の勤勉さを、偉く評価して下さいました。私は、日本でのバイト感覚でしたが、えらく、「勤勉な印象」を与えた様子でした...

日本人アルバイターは、世界的に「勤勉である」ことを実感しました。


■CEDC:Community Education and Development Centers

で、大家さんについて、もう少し...
副業で、ボランティア団体(http://cedc-inc.org/index.html)の総帥(笑)も務めており、良くこちらのお手伝いもさせて頂きました。
しかし、ちょうど私が帰国するころ、自治体からの助成金対象団体に認定されたようで、現在では、ボランティアが本業の様子です。
そのせいか....ホームページも立派にリニューアルされています。


大家さんには、ホントにお世話になりました。
毎週末、仕事が入ると同行して、朝は、アメリカ人の定番朝食?ドーナツをほおばり、現場入りしたものです。
そして、汚れてもいいような服装に着替え、朝から晩まで働いたもんです...

仕事中は、いつもおしゃべり...ジョーク、バカ話しが絶えませんでした。(※特に、スケベネタはだいぶお好きなようで)
外でのペンキ塗りの仕事のときは、カーステレオ、MAX音量のBGMでノリノリのときもありました。
そしたら、バッテリー上がっちゃって..... 仕事終えたのに、エンジンかからなくて当日直帰できなかったり。で、その自虐ネタで受けてたり...(笑)
とにかく、陽気な大家さんです。

彼(大家さん)、黒人なので、日が暮れて、外仕事だと、歯しか目立ちません。
最初の頃は、黒人環境の中での現場仕事が、正直怖くて... いつでも戦闘態勢をとれるよう、警戒していたものです....(笑)


こっちから、アプローチかけといて....ホント、私って失礼しちゃうヤツです。
でも、彼のお陰で、留学中の貧乏生活を乗り切れたのも事実。ホント感謝してます。

そんな、大家さん...
私の日本帰国が近づいてきたある日、大家さんも来ると言い出したのです!(驚...お決まりの冗談だと思っていたので)
で。1週間のジャパン・Tripとして、私がガイドを務めた訳ですが... 超〜大変でした。




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