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2007.9開設

キャンパス ライフ


キャンパスライフとは言っても、住むところがなければ、通学、しいては勉学にも励めないので、
先ずは、ざっと通学事情から紹介したいと思います。


私の最初の住まいは、アンビュラーという田舎町の学生寮でした。
授業のある日は、朝7時半頃のバスで片道50分程度かけて、都市にあるメインキャンパスへ出向き、
メインキャンパスで授業が終わる頃、最終のバスに駆け込み、夕方7時頃に寮に戻る。

最初は、「アメリカに来た!」という憧れのもと、気持ちも高ぶっていたような気もするが、2〜3ヶ月もするうちに、だんだんと通学の不便さに嫌気がさすようになってくるものなのです。

地図でみると、なんだか、ここでの説明文がウソっぽく伝わってしまいそうなくらい、意外と都心に近い(?)じゃんみたいな...
お馴染みグーグルマップにて、車での所要時間を調べてみたところ、
39分。Umm...そんなもんだったかな。何かバツが悪い気もしますが...(苦笑)


Ambler 学生寮 から Main Campus By 留学備忘録 左記の、B地点のAmblerの学生寮から、
A地点のメインキャンパスまで、バス通学。

どこの国の学生も、朝は弱い。
寝ぐせ、つけて通学する生徒もいました。たまに、寝巻き?のような格好でバスに乗り込む女子生徒も(!?)もぉ、すべてが新鮮。

あ。運転手は、黒人の運転手が多かったような気がします。
陽気に、鼻歌を歌いながら、バスに乗り込む私たちを、横目でちらり..
乗り込む生徒に、よく話しかけてくる。

早口で、何かを言っているのだが.....たいてい聞き取れない(苦笑)
たまに後で気づくのだが、だいたいひとり言であることが多い。

単調なバスの運転、生徒に声かけすることで、毎日を楽しんでいるのか。そんな運転手の気持ちも分からなくもない。
しかし、日本では、そんな文化は通常ないので、バス通学当初は、いつも違和感を覚えました。なんで、「この黒人運転手、こんに馴れ馴れしいの?」.....と。

ある時は、
「え?、今の俺に言ってたの?」みたいな.....
こんなことが、しょっちゅう、あったわけです(笑)
Ambler 学生寮、大自然に囲まれた学習環境 By 留学備忘録 学生寮付近のバス停より、カメラのワンショット。
ここが、B地点のAmblerの学生寮(画像右側が寮の別棟)
寮の周りには、野生のリスが生息しているんです。

ここでクラスがあると、
授業中、リスが教室に入ってくることもあるくらいの、
大自然の中で、のびのびと勉強ができるのです。(苦笑)

最寄のバス停は、さらに右側。
こんな分かりにくいショットで、残念...

画面中央が、学食の建てや。殺風景でしょ?
そこの食べ物が、また、おいしくない!

しかしながら、夜中になると、小腹がすくので、
学食へ行っては、残りパン(残飯?)をくすねてくる。
ルーミー(寮友達)と、皆で、ワイワイ、ガヤガヤ、飢えをしのぐのです。

フフフ....三十路直前にして、
10代の学生連中と、違和感なく、溶け込めてました。はい(笑)
フィラデルフィア センターシティ Center City By 留学備忘録留学備忘録:フリーターからアメリカ大学卒業まで 左記はステキな都心部。ここは、A地点のメインキャンパス近郊の風景。
例えて言うなら、埼玉の熊谷から、池袋に出てきた感じかな(笑)

画面中央の、ひときわ目立つ(?)高層ビルの、近辺に...
最初のルームメイトを見つけて、ルームシェアをした、思い出の場所。

確か、15階建てのマンション(1等地!?)の12,3階。
よく、アメドラにでてきそうなステキなお部屋でしたよ....中央の高層ビルてっぺんのアンテナ棒みたいなものが、窓から覗けましたから....
シェアルーム生活初日は、寒い冬の日でした。

フィラデルフィアの緯度は、日本の秋田県辺りと同緯度とのこと。
関東育ちの私にとって、寒さが厳しかったことは言うまでもありません。



Room Share By 留学備忘録留学備忘録:フリーターからアメリカ大学卒業まで 左記、A地点のセンター街のキャンパス通学も、慣れてきた頃、
私は、新しいルームメイトとのルームシェアを考えていた。

3度目の新居、新天地は、街の中心部から、電車で20分程度、郊外へでるのだが、ルームメイトチェンジ最大の理由は、前のルームメイト:S君 とのルームシェアに限界を感じてのことだった。

S君、超神経質。私は、その正反対のMr.ズボラ....(笑)

なにかと、私の些細な行動パターンが、彼を害する様子で、
しかも、私は、格安の家賃負担で彼と同居ときた。(金なかったし...笑)

その辺の、私の超セコイところ?の事情が、都心の1等地に暮らす、S君の変なプライド?のフラストレーション蓄積の原因となったようでして.... S君も私を追い出そうと、何かを画策していたのかな... ま、ルームシェアとしては、最悪の気まずい雰囲気を経験致しました...多分(苦笑)

ま、私としても、仕事付きの宿であれば、どこでも良かった訳で。
「アルバイトの距離的、労働時間帯の都合を理由に、引っ越す」というこいとで、表向き上はS君を立てるように承諾を得て、S君とは、ルームメイト契約を解除した。

私の知っている人には、同様のケースの場合、黙ってトンズラする輩もいましたが、私は、きちんとスジを通しました。

意外と、私って、大人でした。はい(笑)

Salford By 留学備忘録 左記が、通勤?通学で、毎日通った最寄の駅。
平日は、学校の授業、週末は仕事の足として。

行きは、7:30頃、帰りは、遅いときは0:00頃まで。
良く利用したものだ。お陰様で、移動距離的に換算すると、定期支払額以上のお得感はあったはず...

苦学の私費留学生ならではの、成せるワザだったのかもしれません。

写真中央に白い乗り物、見えます?
トロリー(路面電車)です。確か、この日は、宅配カットキャンペーン、満員御礼日!で、帰宅が遅かった日...

フフフ....私って、変な留学生でした(笑)


※ 交通事情は、Septaでもお伝えしている通りです。

そー言えば、夜の街頭の灯りが、黄色っぽいですよね。
何だか、今見ても、哀愁を感じます。

黄色っぽいと、ホント、余計に哀愁感じる。なぜだろう....私だけでしょうか。






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