ホーム 留学備忘録:フリーターからアメリカ大学卒業まで
2007.9開設

留学の準備


これから留学する人、いろんな意味でワクワクしていることでしょう。
留学の心得として、まず、あなたは精神的にタフでなければなりません。勉強は2の次で良いでしょう(笑)

私は25歳で、私費で大学留学を経験しました。
語学集中課程から学士号を取得するまで、約7年間かかりましたが。(長かった...)
留学というものは、相当高額な投資商品であるということです。

私費であれば、自分の青春と身を削って、一生懸命働けば済むことですが、
親の援助を得て留学となると、相当豊かなお家柄でないと、家庭内危機は免れないことでしょう。

ほとんどの日本人学生は、親の経済的サポートを得て留学します。(別に非難している訳ではないのですが...)
文化系の一般の州立大学を4年間で卒業するとして、概算見積として、授業料だけで1000万円以上かかります。

・学費は、ダブルトゥイションと言って、学区外の生徒(留学生)は、学区内の学生の1.5倍以上請求されます。
・原則、留学生は、アルバイト(就労)禁止。校内の就労可能なバイトはすずめの涙ですし。
・その上、留学初年度は、大学の寮(これがまた高額....)に住むことになる。渡航先の住所が不定になるため、大学が受け入れ先の住所として、入国が許可される...その他、医療保険もききません、別途加入必要です。

とにかく、留学にはお金がかかります。
故に、あなたが両親と仲が悪いとしても、受けられる金銭的サポートは受けた方が賢明なわけです。
或いは、私のように、フリーターしながら、ちまちまとお金をつくるか。

さて、
留学が決まると、在日アメリカ大使館の公式サイトより、学生ビザ(I-20)取得に関する情報を収集することになります。 
http://japan.usembassy.gov/tj-main.html

留学先大学の情報と、身の上情報の登録をするわけです。(犯罪歴の有無やら、場合によっては、親戚の年収情報に至るまで)
それら情報を、法的な書式(フォーマット)に沿って、大使館が窓口となり留学準備を進めていくわけであります。

しか〜し、

なかなか、大使館というところは不親切な機関でありまして。
建て前では、申請者は、上記を電話にてサポートを受けることができるのですが、
なぜか、有料です(笑) 使いませんでしたが、確か20分通話で、3000円程度です。しかも、カード決済のみ受付とのこと。(気分悪くなるわぁ)

ま、皆が一斉に問い合わせたら、大使館の従業員も大変ですから、事情は分からなくもないけど...
で。手数料課金される訳ですよ、意味が分かりません。


それは、さておき。そして、
・SEVIS(Student and Exchange Visitor Information Systemの略)の支払い義務が生じます。
http://www.ice.gov/sevis/
https://www.fmjfee.com/i901fee/

なにかと、金・カネ・かね、と人間不信になります。
そこが私費留学のつらいところでした。はい。

ま、ご両親が金銭負担するにしても、世間一般家庭の年収を考慮すると、どちらにしても、大変なわけでして。
留学する本人としては、両親と、その辺の整合をとっていかなければならないのです。

下げたくない頭を下げたり、親をたてたり、家内営業力が問われます。Please Be タフ!












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